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2013年10月 2日 (水)

ダイビングガイド 匠の技 VoI.4 ポイントの選定

久しぶりのお休みになったので、ガイドの技の続きを

ポイントコースを決めるには幾多の要素を組み合わせ、取捨選択の必要が有ります。

ポイントとコースを組み合わせると、100から200の選択肢が出てくる中で、人的要素、自然の要素、ショー的要素、等々を勘案してポイントを決めます。となると気の遠くなるような組み合わせが出てきますが、これがはまりお客様に満足いただいた時がガイド冥利に尽きるときです。では、それぞれにどんな条件を考えているのかをお教えします。

人的要素とは、お客様のダイビングに対するイメージ、希望するダイビングスタイル、年齢、体力、技術レベル、滞在日数、リピートの回数、他所(他ではどんなところで潜っていられるのか)との兼ね合い、見てみたいもの、また、ガイドとして是非お見せしたい海、等々、お客様が言葉では伝えきれないことも考え、海の楽しみ方を提案します。

自然の要素とは、天候、風向き、当然のことながら安全が第一なので、穏やかなポイント、島影であること、潮時が良く魚が集まる時間帯であること。例えば、行きがけもしくはエントリー時に静かでも潮向きと風向きが向き合うと大波が発生するので、エキジットの時間の潮時、潮向きも考えて置かなくてはなりません。また、遠くに台風や熱低が有る場合のうねりは非常に力が強いので岩場近くのダイビングは控える必要があります。

ショー的要素とはお客様の滞在期間中のダイビングが起承転結で有ったり、フルコースのディナーのようにオードブルからデザートまで楽しめるように考えてポイントを選び出すと言うことです。

1本のダイビングの中にドラマを組み立て、一日のダイビングの中にさらにドラマを組み立て、さらには、お客様の滞在日数に合わせ起承転結のドラマになるように考えます。

例えば、サンゴ礁の海を楽しんだら真っ白な砂地のポイントに、ダイナミックな地形を楽しんだら穏やかな海を、縦の変化にとんだ海とは横に広がりのあるポイントを、潮の流れに乗って流れを楽しんだ後はまったりと、少し深場のポイントに行った後は浅い海に、大物狙いの後はマクロに、(これは1本の中にも当然組み合わせていくものですが)。そして、座間味に滞在中にできるだけ本当の座間味、千差万別な顔を持つ座間味の海を満喫し楽しんでもらいたいと思っています。

潜り方、遊び方、ダイビングの技術をお教えしながら行けばどんなポイントでも楽しんでいただけますが、以上の事柄を組み合わせて日々ポイントを選定することで、その日、その時間帯の最高のポイントを選び出していくのです。Simg_2667カスミチョウチョウウオを集める。

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